『木の話』 | 低燃費住宅

『木の話』

〜 エシカルブログ 〜

今回は住宅で使われる
木材についてのお話です。

木は針葉樹と広葉樹に分けられ、
一般的には広葉樹の方が
固いといわれています。

住宅でよく使うのは、
スギとヒノキですね。
主に柱に使われます。

スギの語源は「直ぐ」
と言われていて、
変形が少なく加工がしやすく、
建築材料として重宝されています。

ヒノキはスギと似ていますが、
油脂分が多いため
スギよりもねばり強く、
耐久性があるといわれています。

「油脂分」が多いため
火起こしに使われ「火の木」が
語源とされています。

古くは古事記にも記述され、
建築材料として最上とされています。

横向きにつかう梁などは、
さらに油脂分が多いマツ類が
多く使われます。
針葉樹の中でももっとも粘り強く、
曲げ方向の力に強いといわれています。

敷居などの摩耗の激しいところでは、
固いサクラなどが用いられ、
建具には変形の少ない
スギなどの針葉樹や、
地方によってはホウノキが
重宝されています。

いまはあまり見なくなった
木のお風呂は、
ヒノキが有名ですが
コウヤマキが最上級と言われています。

ヒノキ風呂は香りも特徴的で
癒されますよね。

床に使われる木は多種多様で、
柔らかい木ではスギ、
固い木ではナラなどがよく使われます。

個人的には肌に直接触れるところなので、
木が持っている
やさしさが出やすい場所だと思います。
床以上にバリエーションに
富んでいるのは床柱です。

見た目を重視するところがあるので、
木目などに
特徴のある材料が好まれるようですね。

茶室ではスギやツバキ。
民家ではケヤキやエンジュが
好まれますが、
珍しいところでは
カリンやブビンガなどの
南洋材も用いられます。

宮大工の口伝で「木組みは人組」
という言葉があるそうですが、
木も人も良いところを
見つけて活かしていきたいですね。

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